最初のパソコン
Syologの記事を読んで、書きたくなった。


「試験で学年5位以内に入ったら、パソコン買って。」

中学の頃、親にねだったのを覚えている。当時の成績は学年の真中くらい。欲しかった理由は「なんとなく」。親は「良いわよ」と返事した。次の試験では学年3位だった。現金なものだ。そして僕は最初のパソコンを使い始めた。

パソコンは Windows95 だった。色々と動くのが面白くて、パソコンが壊れるまでイジッた。難しくて専門的な事は何一つしなかったけど、とにかく色々と使ってみた。

そのパソコンで、パソコン通信をした。ダイアルアップで相手に繋げるのだが、相手がまだパソコンに電話線を挿してないと、モデムから「ピー・・・ジジー・・・」という調子のまま人の声がした。

購入して3年後にはインターネットに繋いで、またハマッた。当時のインターネットは法律の規制などなく、従ってサイバー警察も存在せず、まさしく「何でもアリ」だった。懐かしい。

最初のホームページも、そのパソコンで作った。パソコン日記も付け始めたのも、そのパソコンからだ。時間差チャットにもはまった。他には、スキャナーを付けて絵を取り込んだりした。想像の中の世界を文章化したりもした。

でも、そのパソコンも古くなってしまって、買い換える事になった。最後の壁紙は自分で作った。ペイントで「ありがとう」と書いた、単純なものだった。ディスプレイを外す前の、最後に電源を切る瞬間は、切なかった。

パソコンをねだらなかったら、自分でも勉強で上位が取れるという事を知らずにいただろう。そしてあのパソコンと出会わなかったら、確実に、情報を専攻する学科なんかに来なかっただろう。最初のパソコンの事を思い出すと共に、そんな感慨が湧いてきた。
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by syatin | 2006-03-14 03:28 | 考え事整理
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