恐怖体験
ここ数日、夜な夜な眠っている間に恐怖感が襲ってくる。暗くて深い巨大な恐怖がそこにあって、一度感じてしまうと引きずりこまれてしまう。思考が恐怖に囚われる。何かが具体的に怖いわけじゃない。ただただ、ひたすらに怖いのだ。体全体の肌で恐怖を感じ、鳥肌が立つのが止まらない。もう少し怖ければ気絶できそうだけど、気絶はしたくない。

怖い夢なら昔から見ていた。あまりの怖さに目が覚めて、心臓がドキドキしていた事もあった。でも、それはあくまで夢の世界での話。現実に戻った後は「ああ怖い夢だった」で済んでいた。今回は違う。起きても恐怖感が抜けない。しかも、圧倒的で抗えない恐怖だ。恐怖を意志の力で追い出そうとしたけど、駄目だった。かえって怖くなった。

僕は昔から夢日記を書くために「夢を思い出す」訓練をしてきた。で、今回も夢の中のことを思い出してみたのだけど、夢自体が怖い内容だったというより、恐怖感が先にあって、それに引きずり込まれる感じなんだ。夢の内容とは別の次元に恐怖の塊があって、それがヒタヒタと自分に近寄ってくる。その存在に気付いてしまったら、アウト。もう逃げられない。恐怖に引きずりこまれた後は、夢の内容もオカシな方向に変化していく。

僕はスリルを味わうのが好きで、ホラー系にしても、わざわざキャンプに怖い話集を印刷して持っていったり、肝試しを「やろうやろう」と推進したりしている。しかしだよ。あくまで、その一時に感じる恐怖であって、楽しみながら盛り上がるためのものだ。幽霊は、話として楽める範囲では信じているけど、都合悪い部分は信じていない。ホラー映画も時々見る。「怖い怖い」とゾクゾクする感じを味わって楽しむ。その程度だった。

困った。眠るとやってくる恐怖感が怖い。目を開けている間は、怖いと思いつつも、思考を逸らす事が出来る。しかし眠っていると、恐怖にガッシリ囚われてしまう。こんなことは初めてだ。怖い。
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by syatin | 2005-03-26 13:36 | 雑記
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