55歳の独協大教授、教え子にセクハラ…懲戒解雇
55歳の独協大教授、教え子にセクハラ…懲戒解雇(読売ON-LINE)

 独協大学の男性教授(55)が教え子の女子学生にセクハラを繰り返し、懲戒解雇処分を受たが、教授は「処分が重すぎる」として再審査を請求。だが結局「処分妥当」と認定され、大学側は「重大な人権侵害があった」ことを理由とし、学内掲示板で教授の処分を公表したというもの。
 学生の一部から「処分理由が不明確」との疑問も出されたが、同大総合企画部は「被害者への影響を配慮し、処分理由を『重大な人権侵害』とした。

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力関係がハッキリしている状態でのセクハラはというのは、告発する側に大変な勇気が必要とされるケースが多い。大学では、担当教授を通じて学会等に出席するため、その教授を告発すれば、被害者の学業生活及び未来に大きな支障が出るのだ。

また、告発して終わりではない。大学内でその教授と親しかった教授や生徒からの被害者への視線は、決して優しいものではないだろう。そして人々の遠慮ない好奇心による噂は、更に被害者の心を傷つけるだろう。もし人権侵害に関する意識が低い社会に居る場合、状況はもっと悪くなる。

この女子学生の心に、一刻も早く平穏が訪れる事を望む。


セクハラに限った事ではないが、人権侵害というのは、被害者の心の傷はなかなか癒えない。当事者同士だけでなく周りの態度によっても、傷は更に深まっていく。日本はセクハラに対しての意識が低い国だ。それにより、どれだけ多くの人々の心が傷ついているかと思うと、やりきれなくなる。

人権侵害は、事が起こった後の対応も重要だけれど、それ以上に「人権侵害を起こさない意識を浸透させる」という事が重要な筈だ。その辺の意識は各教授に任せるのではなく、大学側が主導していく必要があると思っている。
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by syatin | 2004-11-17 10:55 | 考え事整理
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